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治験バイト体験談 | 治験入院中の生活は退屈?

治験バイトと言えば「カンタン」だとか「ヒマ」という口コミをよくみかけます。治験で入院している期間中は「検査時間以外は基本的に自由」という案件が多いので、「やること無いんだろうなぁ」と予測できます。

しかし、本当に「自由」に過ごして大丈夫なんでしょうか?検査中ですから「あれはダメ!これはダメ!」と制約を受けないのでしょうか?

そこで今回は治験バイト経験者の体験談を基に、治験中の入院生活について解説したいと思います。これから治験に参加しようと考えているかたは、是非参考にしてください。

治験バイト中の居場所についての体験談

治験場所は主に病院や臨床センターで行われます。病院では治験専用の部屋を用意しているところがほとんどですので、入院中の患者さんと同部屋ということはありません。部屋は病室と似ていてベッドがパーテーションで区切られています。治験者2~6人で共同生活をすることになります。

ほとんどの施設に娯楽室があります。娯楽室にはマンガやゲーム、テレビ、DVDが設置されているところもあるそうです。今回、インタビューに答えてくださったかたがいった医療施設では、驚くほどたくさんの漫画があったそうで、島耕作シリーズを全巻読破したそうです。

検査時間以外はベッドに寝そべりながらゲームや読書をしている人が多く、団らん室で他の治験者と話をすることもできます。

治験バイト中の食事についての体験談

治験期間中は、無料で朝昼晩と食事が出されます。病院食のようなイメージを持たれている方がいますが、魚や肉など普通の食事で味も問題なく美味しいようです。ただし、分量(栄養量)が決められていてご飯のお替りなどできないことが多いようです。

水は好きなだけ飲めますが、その他は施設で出された食事以外食べてはいけません。お菓子はもちろんアルコール類、ジュース・コーヒーは原則一切禁止です。これは臨床試験の結果をより正確に出すための措置ですので守らなければいけません。おやつが好きな人にはつらいですが、とにかく治験期間中は我慢しましょう。

食事に関しては治験の内容によって変わってくるので、確認しておきましょう。

治験バイト中のお風呂についての体験談

残念ながらお風呂がある施設は少ないようです。シャワー室は用意されています。入浴時間は決まっているので、その時間内に入らないとその日は入れなくなります。

お風呂がある施設でも、ゆっくりと湯船に浸かることはできないと思っておいた方がいいでしょう。他人が入った湯船に入るのに抵抗があったり、次の人が待っている状況で順番に入るので気分が休まらないそうです。

また、治験によっては「投与後2日間シャワー禁止」といったこともあるので、投与前にシャワーを済ませておきましょう。

治験バイトが終わったあとの体験談

はれて最終日までの入院検査が終わると一部の謝礼が支払われ、残りは経過を観察するための通院検査時に支払われます。

まだ通院の検査があるとは言え、入院終了で過ごし方や食べ物の制約がなくなりまとまったお金もあるので、治験者みんなで焼肉屋に駆け込みビールを飲む…なんてこともあるそうです。

きっと、「仕事のあとのビール」よりさらに格別なビールだったことでしょう。

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